【阪神】漆原大晟、心こもったアイテムで臨んだ入団会見
【阪神】漆原大晟が感謝、オリックス富山凌雅のプレゼント 心こもったアイテムで臨んだ入団会見 …チャレンジしようかな…」と大阪府内からの通勤事情を照れ笑いで明かした。岡田監督が春季キャンプの1軍スタートを示唆している最速152キロ右腕。プロ生活の… (出典:日刊スポーツ) |
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【阪神】漆原大晟が感謝、オリックス富山凌雅のプレゼント 心こもったアイテムで臨んだ入団会見 …チャレンジしようかな…」と大阪府内からの通勤事情を照れ笑いで明かした。岡田監督が春季キャンプの1軍スタートを示唆している最速152キロ右腕。プロ生活の… (出典:日刊スポーツ) |
現役ドラフトで阪神に加入した漆原大晟は〝第2の大竹〟を目指す「僕もあとに続けるように」ニックネームは「ウルシ」 …る。今季、12球団トップの救援防御率(2・39)を誇る虎のブルペンの中で岩崎、岩貞、桐敷らをはじめとした左腕の人材は豊富だが、右投手はやや手薄。威力あ… (出典:サンケイスポーツ) |
先日行われたプロ野球の現役ドラフトで、阪神はオリックスの漆原大晟を獲得した。
漆原は27歳の右腕で、角度のあるストレートと落差の大きいフォークが武器。一昨年は開幕からクローザーを任されるなど、首脳陣の期待も大きい投手だった。ただ、近年は年下で同タイプの山﨑颯一郎や宇田川優希らが台頭。その煽りを食らう形で出番が少なくなっていた。
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大卒5年目の今季は一軍では16試合で投げたものの、ビハインド時の登板やロングリリーフが中心。日本シリーズの出場枠からも漏れ、ブルペン陣に割って入ることはできなかった。
こんな状況で訪れた現役ドラフトでの指名。楽天のヘッドコーチなどを歴任し、現在は来季からのファーム参入が決まっているオイシックス新潟アルビレックスの監督を務める橋上秀樹氏は「今だから言えますが、漆原投手は新潟出身の投手ですし、注視していました」と振り返る。
「戦力外にならずに良かったと思うと同時に、正直現役ドラフトにかかる可能性もあるなと思いました。そうしたら指名がかかったので『やはりそうだったか』と」
阪神もオリックスに負けず劣らず、強力なブルペン陣を擁する。岡田彰布監督をはじめ球団首脳の高い評価も聞こえてくるが、どのように期待すれば良いか。
「阪神とオリックスはファームが同じリーグ(ウエスタン・リーグ)で、よく対戦もしている。間近で見る中でまだまだ使えるのではないか、と編成が評価したのでしょう。実際のところ、無理に補強する必要のないほど投手の陣容が揃っていますが、主力に何かあった際は使える可能性が高いと思います。本人もオリックスの中で立ち位置を見失っているところで拾ってもらったので、飛躍したい気持ちが強いのではないでしょうか」
阪神で現役ドラフトといえば、大竹耕太郎の活躍が記憶に新しい。ソフトバンクで燻り気味だった大竹は移籍1年目でいきなり12勝を挙げ、チームの38年ぶり日本一に貢献。オフは各メディアに引っ張りだこで、年俸も大幅アップ。まさに“現役ドラフトドリーム”を体現している。漆原も大竹に続きたいところだろう。
果たして、漆原は阪神にとって、2年連続の“掘り出し物”となるだろうか。その動向を見守っていきたい。
NPBは8日、2年目となる現役ドラフトを非公開で開催した。オリックス・バファローズは中日の鈴木博志投手を獲得。漆原大晟投手が阪神タイガースに移籍をした。昨年はヤクルトから渡邉大樹を獲得するも今シーズンの1年限りで戦力外通告となり、引退している。
漆原は2018年の育成ドラフト1位で、新潟医療福祉大から入団。2019年にウエスタンリーグで育成選手ながらセーブ王になると、2020年に支配下登録され、中嶋聡監督代行就任とともに、一軍の抑えや中継ぎとして22試合に登板。2021年は34試合に登板し、防御率3.03でチームのリーグ優勝に貢献。
しかし、翌2022年はキャンプから精彩に欠き、一軍登板がなかった。今季は16試合に登板。防御率3.00とまずまずの成績だったが、強力な中継ぎ陣の一角を担うことができず、ファームでの生活が多かった。
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今回の現役ドラフトを受けて漆原は「育成ドラフトで指名していただき、在籍した5年間で色々なことを学び、成長させてもらったオリックスには感謝の気持ちしかありません。良いときも悪いときも、ファンのみなさんには温かい応援で支えていただきました。本当にありがとうございました」と述べる。
続けて「指名していただいた阪神タイガースで活躍することが恩返しにも繋がると思いますので、1試合でも多くチームの勝利に貢献できるようにがんばります」と前向きなコメントを残している。
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150キロを超えるストレートに、スライダー、カーブ、シュート、そしてフォークと多彩な変化球を持っており、平野佳寿や能見篤史氏からブルペンの過ごし方を学んでいるだけに、まだまだ再生する可能性を秘めている。阪神で開花する確率も高いと言っていいだろう。阪神も京セラドーム大阪を使用することも漆原にとってはプラスになるはずだ。
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どら増田:1973年神奈川県横浜市出身。幼い頃に初代タイガーマスクに衝撃を受けてからプロレスや格闘技を見続けている。同じく幼い頃から見ていたプロ野球は紆余曲折を経て2010年からオリックス・バファローズを応援。
音楽やエンタメ、グルメなどのイベントプロデュースの仕事をしていたが、2014年からスポーツライターの道へ。
横浜在住にもかかわらず京セラドーム大阪を中心にオリックスを現場取材する傍ら、新日本プロレスやスターダム、RIZINなどプロレス・格闘技の現場取材をしつつ多媒体で執筆している。
2018年にはスカイAで放送されたオリックス山本由伸と当時はキックボクサーだった那須川天心の神童対談実現に尽力した。ペンネームの由来はレジェンドレスラー藤波辰爾のドラゴンから来ており、取材を通じて藤波本人から公認を貰っている。