阪神・岡田監督、流行語“アレ”は「オリックスのときはあまり話題にならなかった…」



 今年最も話題となった言葉を選ぶ『現代用語の基礎知識選 2023ユーキャン新語・流行語大賞』(現代用語の基礎知識選)が1日に発表され、阪神タイガースの今季スローガン「アレ(A.R.E.)」が年間大賞に選出された。

【写真】大賞に輝いた”アレ”を指差し笑顔の岡田彰布監督

 1日に都内で行われた表彰式に出席した阪神の岡田彰布監督は「18年も優勝してないチームが『あまり優勝、優勝言うな』と。オリックスのときにも言っていたんですけど、流石にオリックスのときはインパクトがなかった。あまり話題にならなかったですね」とぶっちゃける。

 優勝のプレッシャーをはねのけるために「アレ」という言葉が誕生したといい「近くの『これ』は手に届く。『あちら』というと遠い感じがする。タイガースはここ数年、2位や3位を行ったり来たり、もう少しで優勝というところまでいって、最終的に優勝を逃してきた。そういう意味で“アレ”というのはもう少しでたどり着く。これはプレッシャーの掛からない言葉としてスタートした」と説明。記念品を受け取り「とにかく関西を盛り上げましたし、スポーツ界も今年はすごく盛り上がった。それに少しでも貢献できてうれしい」と笑顔を浮かべていた。

 このほか、「新しい学校のリーダーズ/首振りダンス」「OSO18/アーバンベア」「蛙化現象」「生成AI」「地球沸騰化」「ペッパーミルパフォーマンス」「観る将」「闇バイト」「4年ぶり/声出し応援」がトップ10に選出。選考委員特別賞には、とにかく明るい安村の「I'm wearing pants!(アイム・ウェアリング・パンツ)」が輝いた。

 選考委員は、金田一秀穂氏(杏林大学教授)、辛酸なめ子氏(漫画家コラムニスト)、パトリック・ハーラン氏(お笑い芸人)、室井滋氏(俳優・エッセイスト・富山県立高志の国文学館館長)、やくみつる氏(漫画家)(50音順)と、大塚陽子氏(「現代用語の基礎知識」編集長)。

■ノミネート語30は以下のとおり(50音順)
No. ノミネート語

1. I'm wearing pants!(アイム・ウェアリング・パンツ
2. 憧れるのをやめましょう
3. 新しい学校のリーダーズ/首振りダンス
4. 新しい戦前
5. アレ(A.R.E.)
6. 頂き女子
7. X(エックス
8. エッフェル姉さん
9. NGリストジャニーズ問題
10. オーバーツーリズム
11. 推しの子アイドル
12. OSO18/アーバンベア
13. 蛙化現象
14. 5類
15. 10円パン
16. スエコザサ
17. 性加害
18. 生成AI
19. 地球沸騰化
20. チャットGPT
21. 電動キックボード
22. 2024年問題/ライドシェア
23. ひき肉ですちょんまげ小僧
24. 藤井八冠
25. ペッパーミルパフォーマンスラーズ・ヌートバー
26. 別班/VIVANT(ヴィヴァン
27. 観る将
28. 闇バイト
29. 4年ぶり/声出し応援
30. Y2K

流行語“アレ”裏話を明かした阪神タイガース・岡田彰布監督 (C)ORICON NewS inc.


(出典 news.nicovideo.jp)

ナタ兎

ナタ兎

優勝前ニュースでみんながみんなアレアレ言ってるとこばっか取り上げてて、傍目にだけどさすがにちょっとキモイって感じたけどな。意味はわかってるつもりでも使用用途の幅が広すぎる二文字だし、何より語感でアレアレ言ってる姿がアホっぽく見えちゃってなぁ。